- 行政書士試験はどうやって申し込めばいいの?
- 試験要綱やスケジュールも知りたい。
そんな悩みにお答えします。
行政書士の資格取得を考えている方は、資格試験は一体どんなものか気になりますよね。
また試験概要の他にも
- どんな問題が出るのか。
- 合格点はどれくらいなのか。
- 受験費用はいくらなのか。
などの疑問を持たれていると思います。
この記事では、これから行政書士試験を受験しようとしているあなたに向けて現役行政書士の私が「行政書士試験の概要」について詳しくご紹介します。
行政書士試験の「概要」
まずは資格要網をご紹介します。行政書士試験の受験資格や費用、スケジュール等の基本的な情報を知っていきましょう。
受験資格
年齢、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受験できます。
受験費用
10,800円
試験日と受験手続きのスケジュール
インターネットによる申込み | 郵送による申し込み | |
願書配布・WEB掲載期間 | 7月下旬~8月下旬頃 | 郵便配布 / 窓口配布 共に7月下旬~8月下旬 |
願書受け取り場所・掲載場所 | 行政書士試験センターのHP | 行政書士試験センター 及び、各都道府県の指定場所 |
申込期間 | 7月下旬~8月下旬頃 | – |
受験票の交付 | 10月下旬頃受験者宛に発送 | |
試験日・試験時間 | 11月第2週日曜日 午後1時~4時(3時間) | |
合格者発表 | 試験翌年の1月下旬に行政書士試験センターのHPに合格者番号一覧を掲載。 なお、合格者には合格証を送付 |
行政書士試験は、年に1回のみ行われます。試験日は毎年11月の第2週の日曜日になります。
これから試験を受けようか考えている人は今から逆算をして勉強や仕事のスケジュールを考慮して受験するかをどうか検討していきましょう。
試験時間
13:00~16:00(3時間)
以上が試験概要になります。
行政書士試験の「出題形式」
次は「試験の出題形式」についてご紹介します。
同じ国家資格でも、試験の種類によって出題形式は異なり筆記試験や実務試験など形式は様々です。
行政書士試験は、筆記試験によって行われます。
出題の形式は
- 「5肢択一式」
- 「多肢選択式」
- 「記述式」
の3つになります。
「5肢択一」と「多肢選択式」は、マークシート方式。
記述式は、40字程度の記述方式。
となります。
試験科目は、全部で6科目
次に「試験科目」についてご紹介します。
試験科目は
- 基礎法学
- 憲法
- 行政法
- 民法
- 商法
- 一般知識
の6科目になります。
試験科目 | 科目 |
行政書士の業務に関し必要な 法令等 (46問) | 基礎法学/憲法/行政法/民法/商法 |
行政書士の業務に関する 一般知識等 (14問) | 政治・経済・社会/情報通信・個人情報/文章理解 |
配点と合格基準点
ここからは「試験の問題数や配点」についてを詳しく解説していきます。
行政書士試験に初めて臨む人は「国家試験だし合格が多く合格するのもは難しいでしょ…」と思ってい方がほとんどかと思いますが、
- 問題数:全60問
- 合格基準:全体の6割を取れば合格
となっており、意外とハードルは高くはないのです。
また、他の人と比べて上位にいるかではなく、自分が何点取ったか(絶対評価)で合否が決まります。
試験科目 | 出題形式 | 出題数 | 満点 | 合格基準点 | |
法令等 | 択一式 | 5肢択一式 | 40問 | 160点 | 122/244点 (50%) |
多肢選択式 | 3問 | 24点 | |||
記述式 | 3問 | 60点 | |||
計 | 46問 | 244点 | |||
一般意識 | 択一式 | 5肢択一式 | 14問 | 56点 | 24/56点 (40%) |
合計 | 60問 | 300点 | 180/300点 (60%) |
各科目の問題数
5肢択一式 | 多肢選択式 | 記述式 | ||
法令等 | 基礎法学 | 2 | – | |
憲法 | 5 | 1 | – | |
行政法 | 19 | 2 | 1 | |
民法 | 9 | – | 2 | |
商法 | 5 | – | ||
一般知識等 | 政治・経済・社会 | 7 | – | |
情報通信・個人情報保護 | 4 | |||
文章理科 | 3 |
このような問題数になります。
まとめ
いかがでしょうか。
試験の詳細も理解したところで行政書士試験のイメージが少しずつ付いてきたのではないでしょうか。
- 試験概要
- 受験スケジュール
- 試験科目と合格基準点
をお伝えしました。
コメント
令和4年度受験から、受験料が10800円に改訂されていますので、記事の訂正をお願いします。
長居の行書受験生様
ご連絡ありがとうございます。
ご指摘いただきありがとうございます。
今しがた、訂正致しましたのでご確認お願いいたします。