- 実際に行政書士試験を受けた人の感想を知りたい。
- 勉強は大変…。効率良い勉強法があれば詳しく知りたい。
- 過去問中心に学習してるんだけどこれで合ってるのかな?
そんな悩みに答えます。
この記事では、行政書士の私がこれから行政書士試験に挑もうとするあなたに向けて「私が実際に2回試験を受けた感想をお伝えします。」
・2年目の本試験の感想
・1年目と2年目で変えた勉強法
・失敗から学んだ過去問の本当の使い方
・勉強に必要な信念
昨今、SNS等を駆使していけば試験の概要を掴んでいけると思いますが、
実際に受験者に話を聞いたりすることは、知り合いに受験者がいない限りはほぼ不可能に近いですよね。
ここでは、私が実際に受験した話(PART2)をお伝えしていきます。
【受験レポ】2回目の受験で感じた事
前回の記事では1回目の受験で撃沈した話を書きました。
今回は2回目(リベンジマッチ)の受験で何を感じたかをお伝えします。
緊張は1回目より増えていた
これは、複数回受験された方は共感していただけると思いますが、勉強すればするほど緊張するんですよね。
センチメンタルと言えばそれまでなんでしょうけど。やっぱり積み重ねてきたモノが色々あったんでしょう(笑)見えないプレッシャーを勝手に感じていたのかもしれません。
試験は思っていたより簡単に感じた
試験が始まれば「最初の緊張はどこに‥」と思うほど結構スラスラ解けました。
前回は、試験中に白旗を挙げていた私とは裏腹に。
さすがに受かる確証まではなかったが、「分かる!分かるぞ〜!」と心が躍っていました。もちろん試験内容が簡単だったわけではなく、簡単に感じる事が出来たのです。
明確に変更した勉強法
結局のところ、前回と今回とで何がここまで結果を変えたのか。
今回は、明確な勉強法を変えました。
では、具体的に何をしたのかをご紹介します。
テキストをひたすら読み込んだ
主に変更したのは、これだけです.
「テキストを開く」それを習慣化しました。
家でゴロゴロしながら…
車に乗りながら…
時間が出来たら…
この方法を取り入れただけで過去問や問題集を解き続けるより、確実に条文が覚えられ、得点力が上がりました。
テキスト読むだけなら簡単
そんな声が聞こえてきそうですね。
そうです。超簡単なんです。おかげで労力はかなり減りました。
ただ、この作業の最大の敵は眠気と飽きです。
テキストは1冊100~200はページあるわけですし、1冊しかないってこともないでしょうから実際に1周読み切るのには案外時間がかかります。
想像より苦痛です…(笑)
ただこの地味な作業が確実な結果を生みました。
テキストの文字が頭に浮かんできたら覚えた証
これは結構感動したのですが
テキストをある程度の期間読み続けていくと、問題を解いている最中に「あのページだ!」と走馬灯のようにテキストが頭に浮かびました。
テキスト読み特有の分かりやすい成果です。
この現象は必ず起きます。
特に行政法と民法の2教科は「テキスト読みの繰り返し」で成果が出ました。
得点力を上げる詳しい勉強法は、別記事にてご紹介しています。
テキストと過去問の特徴を理解して、過去問の使い方を変更
私の1年目はこの住み分けが出来ておらず、かなりの時間を過去問に使いました。
- テキスト:条文知識を学ぶ
- 過去問:問題の解き方を学ぶ
このような特徴に気づけなったのです。
スポーツで例えるなら、
- テキスト読みが練習
- 過去問が練習試合
2年目では特徴をしっかり理解した上で、臨めたので効率的に学習を進めることが出来ました。
<1年目のミス>
復習は過去問が中心 ⇅ 分からなければテキストで確認
これの繰り返しを行っていました。
<2年目に成功事例>
復習はテキストの読み込みが中心 ⇅ 定期的に過去問でアウトプット
この繰り返しに変えていきました。
私は復習をテキスト7割/過去問3割に変えました。
この言葉だけは忘れないで
テキスト読みや過去問の繰り返しで得た知識は、まさに努力の賜物です。
しかし何度も何度も繰り返す行為は、皆さんの心を折ることもあるでしょう。
そんな時、ちょっとした言葉が支えになったりします。
エールを込めて一言だけ
”条文は裏切らない”
私がこの一年常に頭の中で掲げていたことです。本試験で答えに迷った時、最後に頼りになるのは条文の記憶です。
繰り返すことは大変ですが、
繰り返した数は記憶できる時間に比例します。
繰り返した数は本試験での自信にも繋がります。
まとめ
・勉強した人ほど試験は緊張する
・過去問よりもテキスト学習に専念せよ
・テキストと過去問の住み分け
・条文は裏切らないという信念を持つ
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