
資格の学校はどうやって選んで良いか分からない。
どこが評判良いとか、何を基準に選んでいいかも全然分からない。……そもそも、学校の名前も全く知らない!
行政書士試験の学校選びはとても迷ってしまいますよね。実際私も、学校名すら全然わからずな状態でしたのでインターネットやSNSの情報を見ながら色々調べていきました。
大手予備校はTACさんやLECさんや大原さんといったところでしょうか。本日は、資格の学校を選ぶときに確認しておく事項や注意点をご紹介します。
この記事は、行政書士の私がこれから行政書士試験に挑もうとするあなたに向けて「行政書士試験の予備校の選び方のポイント」について分かりやすく解説していきます。
・資格学校を選ぶ基準
・検討項目の優先順位
・やってはいけない注意点
学校選びの「基準」と「優先順位」
独学以外で勉強をする方は資格学校を利用していくと思いますが、その学校選択はあなたの合否を左右する大事な決断です。沢山の情報を集めながら自分に合う学校を決めてください。
このページを見ている皆さんはそれなりに勉強する意欲がある方だと思います。
その気持ちがあるのに、受講料だけで判断するのはあまりにもったいないです。特に、短期合格が目標であれば学校選択の優先順位を間違えてはいけません。
優先順位は、1.テキスト 2.講座スケジュール 3.環境 4.受講料
1⃣テキスト→ 2⃣講座スケジュール→ 3⃣環境→ 4⃣受講料
優先順位はこの順番がおすすめです。それぞれの選ぶPOINTを解説していきます。
①テキストで選ぶ
1.テキストは第一印象が大事
テキストは無料講座説明会など参加すればを見せてもらえます。
テキストは、毎日カバンに入れるほど使用頻度の高いものです。
使いづらそうなものだと勉強するのが苦痛になります。これは皆さんの感覚で構いませんので、ぱっと見で
- 「見やすい」
- 「分かりやすい」
と感じたらそれは皆さんにとって使いやすいテキストだという事です。

市販テキストのように1冊で全ての教科が載っているものよりも
各教科ごとに分かれているものの方が持ち運びに便利で良いですよ。
2.テキストに「余白」はあるか
パッと見以外で見ておくべきポイントは、テキストの左右に「余白」はあるかです。講義中に黒板を写したり、重要項目をメモする事を想定してチェックしてみましょう。
情報が1冊に一元化出来ると、学習効率は格段に上がります。
従って、テキスト内に余白があるか必ず確認しておきましょう。
3.テキストの厚みは良い判断材料
テキスト厚み=情報の分量です。テキストが薄すぎたら心配になりますし、反対に厚すぎても問題です。

ページ数に基準はありませんが「あきらかに…」と思ったらその学校はやめておきましょう。
4.付属品は付いているか?
テキスト以外の付属品は何があるのかを見ておくべきです。
既に、市販で問題集などを購入されている方はダブってしまってはもったいないですし、それはあまり意味がありませんので自分の持ち物と照らし合わせましょう。
まだ何も買ったことが無い人は、付属品種類は多ければ多いほど良いです。
✓ ぱっと見で見やすいか
✓ 「余白」はあるか
✓ 薄すぎないか、厚すぎないか
✓ テキスト以外の付属品は何か
講義スケジュールで選ぶ
「基本スケジュール構成」

どこの学校も「基本のスケジュール構成」はだいたいこんな感じで同じなので、スケジュール構成では判断できません。

では、なにを基準にしていけば良いの?
クラス数と講義数を確認する
クラス数とは、1講義に対して何クラスあるかどうかです。
例えば、1講義に対して1クラスしかないとその時間にその場所にいないと講義は受けられません。よってクラス数が少ないとスケジュールを組むうえで無理が生じてしまいます。
【行政法】①
- 2/3(水) 16:00~
- 2/6(土) 12:00~
- 2/7(日) 12:00~
【行政法】①
- 2/4(木) 12:00~
この2校比べた場合、どちらがスケジュールを組みやすいですか?という話です。
スケジュールの立てやすさは一目瞭然です。

クラスが多いという事はそれだけ人気が高いという証。
講義数とは、カリキュラム内の講義数です。もちろん講義数は多い方が良く、
講義数が多いと内容をより細かく教えてもらえます。
テキストがしっかりしていても「講義数が少ないから理解できない」という事にも繋がります。

講義数=受講料で比例していることが多いです。
✓ クラス数の確認
✓ 講義数の確認
環境で選ぶ
つぎは環境についてです。
環境とは立地のことではなく、学校が提供しているサービスの事です。立地が悪くても通う事は出来ますが、学校の勉強環境は変えることが出来ません。
あなたが1年間通う場所になります。しっかりと比較して判断しましょう。
見るべき項目は3つあります。
1.自習室はあるか
家やカフェでも勉強に集中できる人にはあまり関係のない話ですが、人によって静かな場所を確保するのが難しいと思います。
私もよく学校の自習室で勉強していましたが、静かで集中できますし、自習室には同じ志の人しかいないので刺激になり重宝していました。

休憩室があるのも意外と大事。
2.欠席時のフォローは?
万が一、講義に参加できなかった場合にはどうすればよいのか。を確認しておきましょう。少額を払えば講義をWEBで視聴できたり、無料のコースもあったりします。
1年間通うのですから、天候や体調などイレギュラーなことは起こり得ます。それに対応できるかどうかは良い判断材料です。
3.通信に切り替えは可能か
「通学なんてとてもじゃないけど無理!」となってしまった時に通信に切り替えが出来るかどうかです。最悪の場合、高い授業料をドブに捨てることになりますので確認することをオススメします。
たとえそれが有料だとしても、切り替え制度があるかは大事です。
✓ 自習室の有無
✓ 欠席時のフォローは?
✓ 通信へ切り替えが出来るか
受講料で選ぶ
最初に申し上げた通り、受講料だけで学校を選ぶのはお薦めできません。
スケジュール編でもお伝えした通り、受講数=受講料になっていることがほとんどですので、安いからと購入したものが基本的なものしか入ってなく、模試や答練を後で追加しなくてはいけないこともあります。
金額だけでなく、他の要素とのバランスが大切ですよね。
まとめ
✓ 学校選びは、「テキスト」「講座スケジュール」「環境」「受講料」の優先順位で判断しよう
✓ テキストは見易さ重視
✓講座スケジュールは、クラスが複数あるかチェックしよう
✓環境は必要項目を確認しよう
✓受講料だけで学校を決めるのはお薦めできない。

資料請求してみると色々確認できるよ。
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