【画像で解説】審査請求人は誰なのか？不服審査法【総代と代理人の違いも】

悩めるおじさん

不服審査法の「審査請求は誰がするのか」でよく間違える。

 

• 処分のとき
• 不作為のとき

このような時、誰が審査請求できるのか‥

 

• 総代
• 代理人

この２つの規定や差を詳しく知りたい。

そんな悩みに答えます。

「審査請求の手続き」パートは、結構整理しにくい分野ですよね。

覚えたはずなのに‥とならないために重要部のみ４記事にまとめました。

上記を、何度も見直しながら焦らず整理してみてください。おのずと条文が腹落ちしてきます。

さて今回は、審査請求人（誰が）の部分を解説します。ではどうぞ〜

処分についての審査請求人（２条）

不服がある者とは
法律上の利益がある者のこと

相手方のみでないことに注意。
簡単なんだけどね。意外と忘れがち。

不作為についての審査請求（３条）

不作為とは
行政庁に対して、申請等をしたのにも関わらず、何の返答もない時を不作為という。

下記問題が解ければ理解度はOK！

却下処分は「処分」であり、「不作為」ではないで、これは誤りと判断しよう。

審査請求の特則

法人でない社団（１０条）

法人でない社団とは
大学などのサークルをイメージしよう

その名とは
法人でない社団または財団名（サークル名）のこと※代表者の名前ではないことの注意

総代（１１条）

総代とは
総合代表の略

代理人（１２条）

総代と代理人の権限は注意です。

取り下げに関して、総代と代理人には差があり、試験では以下のように出るから注意。
意外と理解していない方多いので、必ず下記例題をチェックしよう。

例題：Try it!

これは分かりやすい。取り下げはできないから×と判断できる

では、こちらはどうでしょう

正解は、○

代理人がする取り下げは「補足」のようなポジション。

なので、
「代理人は一切の行為ができる」＝○となる

言葉の違いや言い回しに気をつけよう！